七福神の大黒天について
七福神の名前の一覧
七福神は、一般的には「大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人」とされており、江戸時代にはメンバーがほぼ固定されました。
こちらのページでは、その中より「大黒天」に絞って、詳しく解説いたします。
大黒天の由来
元来「インド」のヒンドゥー教の神様だった大黒様は、中国では厨房の守り神として祀られていましたが、
800年前後に、最澄が比叡山の台所の神様として祀るようになりました。
のちに大国主命と合体して五穀豊穣の神様となりました。
大切な農業の神として信仰され、恵比寿様とともに商売繁盛の神様として人気を集めています。
これが、七福神の1人目、始まりの一人です。
大黒天の打ち出の小槌の意味
右手に持っている「打ち出の小槌」は、振って福を呼び出し、幸福を与えてくださいます。
大黒天が担いでいる袋の意味
左肩に担いでいる「福」には、福がギッチリ入っています。
大黒天の俵の意味
大黒天が乗っている「俵」は、五穀豊穣の証しとされています。
大黒天のご利益
「五穀豊穣」「子孫愛育」の神様で、
「飲食、縁組、勤労、経営、治安、科学、農耕、機織」に関する仕事をしている方にオススメの神様です。