七福神の福禄寿について
七福神の名前の一覧
七福神は、一般的には「大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人」とされており、江戸時代にはメンバーがほぼ固定されました。
こちらのページでは、その中より「福禄寿」に絞って、詳しく解説いたします。
福禄寿の名前の読み方
「福禄寿」の名前の読み方は「ふくろくじゅ」になります。
福禄寿の由来
「中国」の道教の宋の道士天南星、または、道教の神で南極星の化身の南極老人です。
長い頭、白い髭、ふくよかな耳、仙人のような顔をしています。
「幸福」「俸禄」「長寿」の三つの徳をあわせ持つ福禄寿は、「延命長寿」の神として尊ばれています。
室町時代に、すでに信仰されていた「大黒天」「恵比寿」「毘沙門天」「弁財天」に加え、「布袋」「寿老人」と一緒に信仰されるようになりました。
七福神の5~7人目になります。
福禄寿の持ち物の意味
持っている「枕」には、「安眠=長寿をもたらせてくれる」という意味があります。
持っている「宝珠」には、「福をもたらせてくれる」という意味があります。
福禄寿と寿老人との違い
ときにより寿老人との相違がはっきりしないことがありますが、「鶴」を従えているのが大きな特徴です。
福禄寿のご利益
「福(幸福)、禄(俸禄)、寿(長寿)」の三徳を授ける「招徳人望」「俸禄増加」の神様で、
「幸福、秩禄、慶祝、家内安全、良い配偶者を得ること」などを求めている方にオススメの神様です。