七福神の毘沙門天について
七福神の名前の一覧
七福神は、一般的には「大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人」とされており、江戸時代にはメンバーがほぼ固定されました。
こちらのページでは、その中より「毘沙門天」に絞って、詳しく解説いたします。
毘沙門天の由来
毘沙門天は、「インド」のヒンドゥー教よりやってきた戦の神様です。
しかし、ただ強いだけでなく学問の神様でもある、いわゆる文武両道の神様です。
平安時代に信仰されるようになり、「大黒天」「恵比寿」と一緒に「三神」として長らく信仰されていました。
七福神の3人目になります。
毘沙門天の持ち物の意味
右手には、戦うための武器である「宝棒」を持っています。
左手には、無限の智慧を記した経典である「宝塔」を持っています。
全身は「甲冑」で身を包み、勇ましい顔立ちをしています。
毘沙門天のご利益
「開運厄除」「大願成就」「財宝福徳」「降魔教化」の神様で、
「名誉、協力、地位、神通自在」などを求めている方にオススメの神様です。
毘沙門天の別名
なお別名として、仏教では「多聞天」という四天王のおひとりに数えられています。
「何ごとにも勝つ」「不況に打ち勝つ」「勝負に勝つ」という神様です。